「証券口座って、結局どこが一番いいの？」
投資を始めようと思ったとき、誰もが一度は迷うのがこのテーマ。
ネットで調べても、だいたい「楽天証券かSBI証券が2強」と言われていて、
どちらも評判がいい。でも、それが逆に悩みのタネになったりしますよね。
僕自身、投資を始めたのは30代後半。
「老後のために少しでも資産を増やさないと」と思って口座を開設しようとしたとき、
まず立ち止まったのが“どこで口座を作るか”ということでした。
その結果、僕は「楽天証券」を選びました。
今回は、実際に楽天証券を使ってきた僕が、なぜ楽天を選び、どう感じているかをリアルにお話しします。
「楽天とSBI どっちがいいの？」にハマった過去の僕へ
まず、ざっくりと2つの証券会社の違いを整理しておきます。
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| 投資信託の種類 | 豊富 | 豊富（＋SBI限定銘柄あり） |
| 積立NISA対応 | ◎ | ◎ |
| ポイント投資 | 楽天ポイント | Tポイント・Vポイントなど |
| クレカ積立 | 楽天カード（〜1%還元） | 三井住友カード（最大5%） |
| アプリ | 直感的で初心者向き | 高機能で中上級者向き |
見てわかる通り、正直どっちも優秀。
だからこそ迷う。でも、僕が楽天証券を選んだのには、ちゃんと理由があります。
僕が楽天証券を選んだ5つの理由（リアルな体験ベース）
① 楽天経済圏の住人だったから
僕はもともと楽天カードユーザーで、ネットショッピングは楽天市場が中心。
楽天モバイルや楽天銀行も使っていたので、楽天ポイントが自然と貯まっていました。
だからこそ「ポイントで投資できる」のはかなり魅力的。
実際、毎月もらえるポイントで投資信託を買っていて、それが知らない間に増えていたりします。
この“生活の延長で投資できる”感覚が、楽天証券を選んだ大きな理由のひとつです。
② クレカ積立で毎月自動＋ポイント還元がうれしい
僕は毎月、楽天カードで投資信託（S&P500やオールカントリー）を自動積立しています。
これだけで500円分くらいのポイントがもらえて、実質的には割引価格で投資できてるような感覚。
当時、SBI証券ではこのサービスがなかったので「楽天で良かった」と素直に思いました。
③ アプリが直感的で使いやすかった
楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」は、初心者にもかなり優しい設計です。
口座の状況や株価の動きが一目でわかるし、チャートもシンプル。
僕みたいに「株のことなんてよくわからない」という人間でも、
自然と投資に慣れていけたのは、このアプリのおかげかもしれません。
実際、今でも毎朝「評価額がどう動いてるか」をアプリでチェックするのが習慣になっています。
④ 積立NISAの設定が簡単だった
投資初心者にとって、つみたてNISAの設定ってけっこうハードル高いんですよね。
でも楽天証券は「つみたてNISAをはじめよう」っていうバナーから入って、
選ぶ→金額入力→確認、という流れがとてもスムーズ。
しかも、選べるファンドも人気のeMAXIS Slimシリーズが上位に出てくるので、
「これでいいんだな」と安心して選べました。
⑤ 周囲の人も楽天を使っていた
投資を始めたばかりのころ、周囲に相談できる人がほとんどいなかったんですが、
会社の同僚に聞いてみたら「俺も楽天使ってるよ」という人が多くて、安心感がありました。
実際に使って感じた「楽天証券の良いところ・気になるところ」
◎ 良かった点
- 積立設定がとにかく簡単
- アプリが使いやすい
- クレカ積立でポイントがもらえる
- ポイントを使って追加購入もできる
△ 気になる点
- サイトがたまに重い（アクセス集中時）
- 最近、楽天経済圏の「改悪」が続いて少しお得感が減った
- 投資ツールの機能では、SBIの方が上級者向きかも？
SBI証券を選ばなかった理由
SBI証券にも魅力はたくさんあります。
三井住友カードのクレカ積立は最大5%還元だし、投資ツールも多機能。
今から始める人なら「SBIでも全然OK！」と思っています。
でも僕が楽天を選んだ理由は、「とにかくわかりやすかった」から。
当時は投資経験ゼロで、ややこしい用語や操作画面は不安だった。
そんな僕にとって、楽天証券は“初心者でも迷わずに使える”数少ない選択肢でした。
証券口座選びの基準は「正解」より「相性」
ここまで読んで、「結局どっちがいいの？」と思う方も多いかもしれません。
でも正直、答えはこうです。
✅ どちらを選んでも投資は始められる。
✅ でも、続けやすいかどうかは“相性”で決まる。
たとえば、
- 日常で楽天サービスをよく使ってるなら→楽天証券
- 三井住友カードやVポイントを使ってるなら→SBI証券
あくまで“自分の生活に合うほう”を選べば、それが正解です。
投資は「どこで始めるか」より「どう続けるか」
僕は楽天証券で投資を始めて、
少しずつ資産が増えていくのを実感できるようになりました。
毎月の積立も、今では「生活の一部」。
評価額の上下に一喜一憂することもあるけど、
大事なのは“積み上げていくこと”。
証券口座選びで悩むより、まず1歩を踏み出すことの方が大切だと思っています。
まとめ｜僕は楽天証券で満足している
証券口座は、どちらが「上」かではなく、
“自分にとって合うかどうか”がすべてだと感じています。
今後、資産が増えてきたらSBI証券も開設して、
用途ごとに使い分けるのもアリだな…と思い始めています。
でも、これから投資を始める誰かに一言伝えるなら──
「楽天証券は、初心者にとってめちゃくちゃ親切だよ」と胸を張って言えます。
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