「10年前に投資を始めていたら、いま頃どれだけ資産が増えていたんだろう?」
そんなことを考えると、正直ちょっと悔しくなる時がある。
でも、後悔する暇があったら、今からできることをやる方が建設的だって、最近は思う。
この記事では、40歳になってから投資を始めた僕「まっつん」が、資産形成に対してどう向き合ってきたか、リアルな体験とともに綴っていく。
コンビニ通いが日課だった20代〜30代
正直、昔の僕は「お金を増やす」ことに全然関心がなかった。
毎日コンビニでコーヒーやお菓子を買い、お酒も当たり前のように飲んでいた。
気づけば月に3〜4万円がコンビニと飲み代に消えていて、貯金はいつもゼロに近い。
「人生は楽しんだもん勝ち」と言いながら、どこかで将来の不安を感じていたのも事実。
でも、投資や資産運用って、なんだか難しそうで、リスクばかりが強調されるイメージがあった。
40歳を迎えた今、ふと我に返る
30代後半になったある日、ふと自分の将来を冷静に見つめ直す機会があった。
「このまま何も考えずに40代、50代を迎えたらヤバくないか?」
そんな焦りをきっかけに、少しずつ“お金との向き合い方”を変え始めた。
きっかけはYouTubeやブログで見かけた「つみたてNISA」や「iDeCo」といったキーワード。
それまで「投資=ギャンブル」というイメージしかなかったけど、きちんと学べば違うと知った。
小さな一歩が、大きな変化につながった
最初に始めたのは、つみたてNISA。月1万円だけの積立。
次に、iDeCoも月5,000円からスタート。
正直、少額すぎて意味あるのかなと思ったけど、数ヶ月、数年と積み重ねると、確実に形になっていく。
そして何より大きかったのは、「自分の資産状況を毎月チェックする習慣」がついたこと。
数字が見えると、お金の使い方が変わる。
ムダな出費が減り、コンビニの回数も自然と激減。
その分、投資に回す余力が増えた。
今では配当金でラーメンを食べる幸せも味わえるように
現在、VTIを中心に、米国ETFを保有している。
まだまだ金額は小さいけれど、年に数回、配当金が振り込まれるたびに嬉しくなる。
先日は配当金でラーメンを食べた。
「この一杯、俺の資産が生んでくれたんだな」と思うと、なんだか感慨深い。
今まで“働いたお金”でしか何かを買ったことがなかったけど、“資産が生んだお金”でモノを得る感覚は、まったく違う充実感がある。


社会への関心も変わった。自分が経済の一部になった感覚
以前はまったく見なかった経済ニュースにも目がいくようになった。
「米国の金利が…」とか「為替相場が…」なんて、自分とは無縁だと思っていたワードが、今では“身近な出来事”に。
株価を毎日チェックするようになった自分に、自分で驚いている。
それだけでなく、資本主義社会の仕組みや、インフレ・税制などにも関心を持つようになった。
お金のことを学ぶって、「社会の見え方を変えること」なんだと実感している。
「もっと早く始めていれば…」と思う気持ちも、確かにある
例えば10年前、2015年にVTIを買っていたら、資産は2〜3倍になっていた可能性がある。
そのことを考えると、やっぱり「早く始めていれば…」という気持ちはゼロじゃない。
でも、だからといって今から始めない理由にはならない。
「今が人生で一番若い日」
この言葉を胸に、これからもコツコツ積み上げていこうと思っている。
遅咲きでも、咲いた者勝ち
40歳になってから始めた資産形成。
最初は右も左も分からなかったけど、気づけば10記事以上ブログも書いて、自分の考えを発信できるようになった。
“遅咲き”だっていいじゃないか。
咲いた者勝ち。気づけた人から、行動した人から、未来は変わる。
もしこの記事を読んで「自分もやってみようかな」と思ってくれたら、めちゃくちゃ嬉しいです。
一緒に、じぶん経済圏を育てていきましょう!


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