「もっと若いうちから投資を始めておけばよかった」
40代になってから、何度もそう思いました。
SNSやYouTubeを見れば、20代・30代で投資を始めて資産を大きく増やしている人がたくさんいる。
正直、焦りもありました。
一方で、
「今さら始めても遅いんじゃないか」
「大きな失敗はできない年齢だよな」
そんな不安も常につきまとっていました。
この記事では、40代になってから投資を始めた僕自身が、
実際に感じたこと・考え方の変化を正直に書いていきます。
同じように迷っている人の参考になれば嬉しいです。
40代で投資を始めるときに感じやすい不安
40代から投資を考えたとき、まず浮かんだのはこんな不安でした。
- もう時間が残されていないのでは?
- 老後までに間に合わないのでは?
- 失敗したら取り返しがつかないのでは?
若い頃なら「失敗してもやり直せる」と思えますが、
40代になると生活・仕事・家族など、守るものも増えてきます。
だからこそ、
「投資=怖いもの」
というイメージが先に立っていました。
それでも投資を始めようと思った理由
それでも僕が投資を始めた理由は、とてもシンプルです。
何もしないまま年齢を重ねるほうが、もっと後悔しそうだったから。
銀行預金だけでは、お金はほとんど増えない。
インフレや社会保障の不安を考えると、
「現状維持=安全」とも言い切れない時代だと感じるようになりました。
最初は大きな金額ではなく、
無理のない範囲で、制度を理解するところから始めました。
実際に投資を始めて感じた3つの変化
① お金の使い方が変わった
投資を始めてから、
「この支出は本当に必要か?」
と考えるようになりました。
以前は何気なく使っていたお金も、
「これは将来の自分への投資になるかな?」
と立ち止まるようになったのは、大きな変化です。
② ニュースの見え方が変わった
経済ニュースや株価、為替の動き。
以前は正直あまり興味がありませんでした。
でも今は、
「このニュースは自分の資産にどう影響するんだろう」
と自然に考えるようになりました。
投資を始めたことで、
社会の動きが“自分ごと”になった感覚があります。
③ 将来への不安が「整理できる不安」に変わった
投資を始める前は、
老後のお金に対して漠然とした不安がありました。
今も不安がゼロになったわけではありません。
ただ、
- 何に備えているのか
- どんな手段を取っているのか
が整理されたことで、
不安が「正体不明のもの」ではなくなりました。
これは、40代から始めたからこそ得られた大きな変化だと思っています。
40代から投資を始めるなら意識したいこと
僕が意識しているのは、次の3つです。
- 一気に増やそうとしない
- 制度(NISA・iDeCo)を優先する
- 続けられる金額だけで運用する
特に40代は、
「増やすこと」より「続けること」のほうが大切だと感じています。
無理をすると、続かなくなります。
それは一番避けたいことでした。
結論|遅いかどうかより「やらない後悔」のほうが大きい
正直に言えば、
「10年前に始めていたら…」
と思うことは今でもあります。
でも同時に、
「今日がいちばん若い日」
だとも実感しています。
40代からでも、
投資を通じてお金と向き合うことは十分に意味がある。
僕はそう感じています。
まとめ
- 40代から投資を始めるのは決して珍しくない
- 大切なのは金額より考え方と継続
- 投資は不安を消す魔法ではないが、向き合う手段にはなる
このブログでは、
僕自身の実体験をベースに、
40代からの資産形成について発信していきます。
同じように迷っている方の、
一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
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