正直に言うと、
投資を始める前の僕は「お金を増やしたい」という気持ちが一番でした。
老後の不安、将来の生活、漠然とした焦り。
40代に入ってから、そういうものが一気に現実味を帯びてきた感覚があります。
だから投資に興味を持ったきっかけも、
「このままで大丈夫なのか?」
という不安がほとんどでした。
でも、実際に投資を始めてしばらく経った今、
振り返ってみて思うのは――
一番よかったのは、お金が増えたことじゃなかった。
今日はその理由を、少し言葉にしてみたいと思います。
投資を始める前は、ずっと“漠然とした不安”があった
投資を始める前の僕は、
お金に対していつもモヤっとした不安を抱えていました。
- 貯金はあるけど、足りるのか分からない
- 老後のことを考えると、なんとなく怖い
- でも、何をどうすればいいのか分からない
一番しんどかったのは、
不安の正体が分からないことだったと思います。
数字で把握しているわけでもなく、
具体的な対策をしているわけでもない。
ただ「なんとなく不安」という状態。
今思えば、
それが一番ストレスだったのかもしれません。
投資を始めて、最初に変わったのは“気持ち”だった
実際に投資を始めてみて、
最初に変わったのは資産額ではありませんでした。
- 毎月いくら積み立てているのか
- どんな商品を持っているのか
- どのくらいの期間で考えているのか
こうしたことを整理しただけで、
不安が少しずつ「言語化」されていった感覚があります。
「よく分からない不安」から
「これに対して、こう備えている」という不安へ。
不安がゼロになったわけではありません。
でも、コントロールできる不安に変わりました。
これは投資を始めて一番大きかった変化です。
お金の増減よりも「判断軸」ができたことが大きい
投資を始めてから、
お金の使い方や考え方にも変化が出てきました。
たとえば、
- なんとなく使っていた出費を見直すようになった
- 「今使うか、将来に回すか」を考えるようになった
- 周りと比べて焦ることが減った
特に大きかったのは、
他人の資産や成功話に振り回されなくなったことです。
以前はSNSやネットで
「〇〇万円達成!」
「資産が一気に増えた!」
といった話を見るたびに、心がザワついていました。
でも今は、
「自分は自分のペースでやっている」
と、どこか冷静に見られるようになった気がします。
投資を始めて、ニュースの見方が変わった
もう一つ大きな変化は、
ニュースの見方です。
以前は、
経済ニュースや株価、為替の話題が出ても、
正直どこか他人事でした。
でも今は、
- 金利がどう動いたのか
- 世界で何が起きているのか
- それが自分の生活にどうつながるのか
自然と考えるようになりました。
投資を始めたことで、
社会や経済が「自分の生活と地続き」になった感覚があります。
これは、お金が増えたかどうか以上に、
自分の中では大きな変化でした。
「やっている」という事実が、気持ちを支えてくれる
投資を始めて感じるのは、
完璧じゃなくてもいいから、何か行動していることの強さです。
- 金額は多くなくても
- 知識が十分じゃなくても
「自分なりに考えて、動いている」という事実が、
気持ちの支えになります。
投資を始める前は、
不安に対して何もしていなかった。
今は、
不安に対して「こういう形で向き合っている」と言える。
この違いは、思っている以上に大きいです。
それでも、もっと早く始めればよかったとは思う
正直に言えば、
「もっと若いうちに始めていれば…」
と思うことはあります。
でも同時に、
「今始めたからこそ、ちゃんと考えられている」
とも思っています。
40代になった今だからこそ、
- 無理をしない
- 一発逆転を狙わない
- 続けられる形を大事にする
こうしたスタンスで投資と向き合えているのかもしれません。
まとめ:投資は「お金」より「心」に効いた
投資を始めて一番よかったこと。
それは、
- 不安が整理されたこと
- 判断の軸ができたこと
- 将来を数字で考えられるようになったこと
でした。
もちろん、お金が増えるのは嬉しいです。
でもそれ以上に、
お金に振り回されなくなった感覚の方が大きい。
もし今、
「投資は気になるけど、怖い」
「自分にはまだ早い気がする」
そう思っている人がいたら、
完璧じゃなくていいから、
まずは一歩だけ踏み出してみてもいいんじゃないか。
僕はそう思っています。


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